『教育実習』(14)日銭

小学校での教育実習は、あくまで大学の授業の一環、お給料がもらえる訳でもないので、谷は教頭によからぬバイトを勧められた。

この前、痴態を晒した老人会メンバーへUberみたく宅配する仕事だ。自慢のもっこりしたサイクリングウェアと自転車ひとつでできるバイトとあって、背に腹はかえられない谷は、渋々と淡い期待で、そのバイトを受けた。

ようは、教頭のお仲間メンバー宅へ、セクシーな配達員が出前を運ぶということである。

日曜の休みの日限定で、そのバイトを始めた谷は、老人会メンバーがアナログに教頭へ電話をかけて、バイトの時間内は、教頭の幼馴染がやってるという中華料理屋で待機しながら、電話がなれば届けるといういたってシンプルなバイトだ。

バイト初日。白だとあからさまだと感じた谷は、黒のシンプルで控えめなロゴがサイドに入ったウェアをチョイスしながらも、ピチピチに張り付いたスパンデックスは遠目でも身体のラインをはっきりと浮き彫りにして、近場でマジマジと見れば、うっすら透けているような薄い素材で、股間のパット部分は教頭の仕業で取り外され、新たな生地で加工された特注品。自由自在に伸縮して、普段の平常時からそれなりの大きさの谷の股間は、少しでも膨らめばメッシュの荒さで、その形と色さえも想像がつくほどにあからさまな様相を見せつける露出ウェアであった。

通り過ぎる歩行者や、隣につけた運転手からも卑猥な眼差しで股間を凝視されながら、指定された中華料理屋へ急いだ。

「よく来てくれたね。なかなか、お似合いじゃないか、これなら沢山注文が鳴って仕方ないね。」と、うししと引き笑いしながら、早速だが、と、中華丼と天津飯の出前を頼まれた。

出始めに、神社近くのカメラ屋の爺さん家までこれを!と、手渡された熱々の品を袋に入れ、手書きの地図を握りしめ、自転車に跨った。

「喉乾くじゃろう、これを飲んでからいけ!」と、また、おそらく媚薬入りの麦茶を半強制的に飲まされ、急いだ。

このバイトのおかしなところは、配達業ながら、その場でお客様に召し上がってもらい容器を回収して、店まで戻ってくるというのが一連の仕事内容であった。なので、その届けるだけではなく、客が食う間、待っていて、食い終わったら撤収するのである、その間も時給が出るというので、むしろ、それならと軽い気持ちでペダルを漕いだ。

「あのー、出前お持ちしました」と、見るからに古びたカメラ屋。昭和時代には栄えていたのだろう、今は、デジカメ時代でカメラ屋になど来る客なんて、証明写真を撮るか、七五三で孫の顔を撮るか、といった趣で、開店休業のようなシャッターが半分は閉まったままの店内へ入ると、奥から杖をついた老人が顔を出した。

「これ、こっちへ持ってきてくれんか。」と呼ばれたので、アツアツの袋を持って薄暗い奥の暗室と書かれた小部屋へ入った。

暗い部屋の中に、ぼんやりとした赤い灯りだけがついて、ヨボヨボの爺さんが2人掛けのベルベットのソファに腰掛けていた。

ローテーブルに品を出し、ラップを取り、差し出すとスプーンを手に取り、天津飯の上に乗ったとろ〜とした餡をすくって、上へ伸ばすように谷へ見せつけた。

「ここの餡は、キミのアレみたいに、トロトロとしとるじゃろ。」と、笑うと、杖を置いてフリーとなった片手を隣に座らせた谷の股間の位置を確認すると、汗染みだけではない、滑り気をすかさず探し当てた爺さんが、そのウエアの中で、糸を引きネバネバとした我慢汁が出始めている谷を見透かすよう様に話を続けた。

「新人君が入ると、わしゃ一番にお願いするんじゃよ。どれ、悪いようにはせん、まだまだこれから配達もあるじゃろうから、ワシは最初の一滴を拝むだけじゃで。」と、天津飯を一口二口、口に運びながら、遠い目をしながら昔自分で現像した若い頃の写真を眺めながら、もう片方の手はしっかりと谷の股間を優しく揉み続けていた。

これから何が起こるかわからない、この初めての空間に、すでに、興奮気味の谷は、股間を望み通りの姿に変えながら、無言でじっと座って、あらかじめ用意された茶を飲みながら、爺さんの好きなように触らせていた。

半分ほど食べたところで、あとは、孫が来たら一緒に。と、いうと、スプーンを置いて、谷を目の前の鏡の前に立つように促した。

全身が映るほどの立派な鏡に、筋肉や股間の凹凸や陰影だけがやたら誇張された姿を映す鏡に見惚れながら、すぐ横で、爺さんがカメラを持ち出し、その鏡に映る卑猥な山脈群あたりを丹念に撮り溜めていた。

パシャ、パシャ、と、カメラを切る音が鳴り響く小部屋の中で、股間を薄いナイロン生地の上からそっとそっとなぞるように、しょぼしょぼの老人の手が行き来する。完全に上を向いて、これ以上伸びないほどに天高く聳え立つチンポから生地越しに垂れ出てきた我慢汁の水滴を大切そうに舐め取りながら、入れ歯を外して、歯茎の生々しい感触がカリ首のあたりに触れるのを感じとった。

竿全体の形を映しとるように、爺さんの口元が谷の若い乱暴な竿を宥めるように、一つ一つの位置と形を拭い取りながら、気づけば、股間部が爺さんのヌメリでびちゃびちゃに濡れていた。

教頭に細工されたウェアは、その谷のチンポの形をありのまま映し出すように、ピッタリと竿にくっついてその形と長さ、角度を鮮明に相手に伝えていた。

すると、「爺ちゃん!いてるー?」と孫の中学生になりたての坊主が早足で転がり込んできた。

毎週日曜はここで昼を食うのだろう、いつもお気に入りの中華丼とばかりに食らいついて、こちらに気づいた。

「あ!どうも。」と気まずい雰囲気と緊張でどうしていいか分からない谷だが、小さい子供と爺さんだしと、最低限の挨拶をして、様子を伺った。

「今日はこの兄ちゃんが持ってきてくれたんじゃ、イケメンさんじゃろ、タカシ。」というと、「こんにちは!」と言いながら、中華丼を早食いのようにかっくらっていた。

「また爺ちゃん、あれ?」と、タカシが聴くと、頷きながら、我慢汁と汗と爺さんの舐め舐めで、ぐしゃりと濡れた股間を乾かそうと、少しウェアを抜ぐよう催促された。

すぐに乾かすからと、ドライヤーで濡れた部分を丁寧に乾かしながら、その間、裸の谷は股間を手で隠しながら鏡の前に突っ立っていた。

「あーー!!うめー!!!」と、一気に中華丼を食ったタカシは、ペンとスケッチブックを取り出して、「じいちゃん、今日も描いていい?」というと、谷をモデルにスケッチを始めた。

「すまんのう、タカシは絵が得意でな、モデルさんになってもらえるかな。これ、乾くまで、もう少しの我慢じゃ。」と言われると、タカシの方を向いて、仁王立ちとなった。

「ステキなお身体じゃ、ええモデルさん見つけたな、タカシ。両手はこうかな、」というと、前を隠していた手を片方は腰に、片手は頭の後ろに回され、中学生のタカシにチンポが丸見えとなった。

しかしだ、驚く様子もなく、淡々と絵を描き始めるタカシに、ドギマギしている自分の方が哀れでシタタカな気がした谷は、プロのモデル気取りで、黙って、ポーズを決め込んだ。

爺さんの言う通り、絵を描くのがよほど好きなのだろう、真剣な眼差しで谷を見つめながら、頭から足の先まで、じっと見ては、スケッチブックにペンを走らせて、静かな時が流れた。

すると、爺さんはこの天気なら5分、10分でも干してたら乾くじゃろ、と、中庭へウェアを持って出て行った。

中学生に成り立てながら、何処となく大人びたような落ち着いたタカシと、谷との2人っきり。ひょんなことから、ヌードモデルになっている谷は、どうしていいか正解が分からないまま、突っ立ったまま、出来るだけ、恥ずかしいことにはならない様に、難しいことを考えるフリをしながら、神経を他に飛ばして、なんとか、冷静さを装った。

しかし、だ。「少しうっすらピンクがかった乳首。そして、段差のついた胸筋から、綺麗なシックスパック。その下に伸びる薄らとしたギャランドウっていうんですか?、その、ちょろちょろと生えた毛が、数本、数十本と増していき、ちぢれ、濃くなり、やがて、いやらしい毛並みの大群となり、陰毛で覆い尽くされたその先には、ほら、何か、小高い丘が。こんもり、もっこりとした男性特有の聳え立つ一つの山。長く続いた険しい道の先に、さらに、赤黒い三角形の楕円のような、ぷっくり丸みを帯びて、いやらしい水滴で覆い尽くされている男性の山頂から、山脈の奥深くから湧き出る泉で、ほら、このペンも、こんなに濡れてきましたよ。」と、ふと、悪い顔するタカシが、ペンで俺のチンポをなぞっている。

こ、これが、中学生なのか?、この言葉巧みに、俺をからかってくる、これが、本当に、中学生なのか?、、、と、混乱し、目が回ったように立ち眩みをしそうになると、ペンで金玉袋と竿をペチンとたたきあげて、

「コラコラ、まだですよ!モデルさん、もう少しの辛抱ですから。爺ちゃんが来るまで、」というと、鼻を近づけチンポの香りを嗅いだ。「ここ、すごい匂う。ションベンの香り。」と、カリ首あたりにまぐついた剥けた皮の集まり部分をペンで刺しながら、舌先でツンツンと突いてみせた。

「舐めないですよ、触っただけ。」と、なんだからよく分からないツンデレのような仕打ち。明らかに、中学生らしからぬ文才で、小難しい表現をしながら、ただ、チンポを鑑賞して感想を述べながら、勿体ぶったりように谷の股間を凝視するタカシ。

すると、爺さんの食べかけの天津飯の餡かけを指で掬うと、チンポの先のピンクの山に塗りつけた。何度も、何度も、餡をすくっては、亀頭に満遍なく付くように、餡をなすりつけながら、よく伸ばしたりして敏感な谷の亀頭を刺激し続けた。

あう、、、と、腰をかがめてビクつく谷だが、おかまいなしと、餡を塗りつけた亀頭を色んな角度から見回しながら、爺さんが遠くから、爺ちゃんの天津飯も食べていいからな!と叫ぶ声に、タカシが、うん!と、大きな声で答えた瞬間。

太り太腿を小さい手ががっしりと鷲掴みにして、谷の目の前に跪き、「いいよね?」という顔をしながら、谷の顔を見ながら、タカシは、ゆっくり、ゆっくりと、その餡を舐め取っていく。

小さくペロペロと舌を動かしながら、時折、ヌメっと大きく舌を出して、亀頭全体をなぶるように舐め上げたり、わざと、裏筋を何度も往復させながら舌で悪さをしながら、カリ首の周りを何度も執拗に舐め取りながら、もがく谷を弄びながら、最後は、パックリと口の中に収めて、舌先を乱雑に振り回しながら、口の中で暴れ狂っている谷の男性器を、嫌がる男性器を、とことんまで舐め回して離さないタカシ。

すると、タカシは何処で覚えてきたのか、谷の両手を自分の頭に被せて、がっしりと掴ませ、頭蓋骨を前後させて、動かすように促し出した。

ダメだ、中学生だ。それも、さっき会ったばかりの、知らない中学生男子生徒だ。

と、思いながらも、谷のチンポは最大限にその巨根っぷりを見せつけるようにフル勃起したまま、さらに、その肉片をこれでもかと、イキリ勃たせながら、ツンと張った亀頭のピンクの出っ張りを、中学生のタカシの喉奥へ押し当てては、引き返しながら、舌や小さな歯や歯茎に当たる度に、初めて体験するようなまだまだ大人には程遠い幼い子供の非正式な性器の代償の中で、自ずからして儚く激しく前後左右にその巨大な大人の男性器を出し入れさせて、苦しい顔をしながらも、懸命に離そうとしない意地の強さと儚さに、あっけなく、小人の口の中で白くイキ絶えた。

初夏というにふさわしい、今年初めて30度を超えた昼下がりだった。