『教育実習』(10)夜道

なぜだ。

あれから、数日。毎日のように、俺に悪戯ばかりしてくる佐々木や教頭の様子がおかしい。

ここ数日。何もない。

何もしてこない。

なぜなんだ。

俺に飽きてしまったのか、俺が何か悪いことしてしまったのか。原因が分からなかった。

が、ふと、帰宅してポストの中に、くしゃくしゃに丸められた紙が入っていた。ションベン臭い、古い便所に落ちてそうなエロ雑誌の切り端には、「川中倉庫前電話ボックス23時」とだけ書いてあった。

近くを流れる川沿いの工場の名前だなと直感した俺はGoogleマップでググると川沿いの遊歩道に電話ボックスがあった。そこは、工場地帯で遊歩道といっても夜中は誰も通る人など居なそうな人気の無い川沿いで、ホームレスの住処にもなっていると話題で、普通の人はまず夜なんて近づかないエリアだ。

ここ何日も、お預けを食らって、かと言って、オナニーもせずに悶々とした日々を送っていた谷は股間を少し膨らませながら、23時を待った。

約束の時間には1時間も早いが、ジョギングがてらと着替えた学生時代の青いランパンがあまりにも窮屈でもっこりが凄いので、あえて、白のスパッツを下に履いて、夏日だったこともありピチピチのタンクトップでランニングに出かけた。

22時を過ぎた頃だが、川沿いの遊歩道へ着く頃には、このところのコロナ自粛や平日の夜ともあって、すれ違う人は犬の散歩の老夫婦1組くらいで、指定された電話ボックスの周りの工場地帯には、人影もなく、静まり返っていた。

紙に書いてあった電話ボックスへ入る。

今ドキ、めっきり少なくなった電話ボックスが遊歩道の脇に植えられた腰の高さほどのツツジの木の植え込みの途中に、ポツンとあって、植え込みの木々に隠れて下半身は、すぐ近くまで来てドア越しでないと見れない造り。もし、他の人が通りかかっても、電話ボックスに人がいるな、くらいの上半身だけなら少し遠くからでもわかるくらいだ。

電話ボックスに入ると、また、電話機の上に紙が丸められていて、無造作に置かれた使いかけのテレホンカードの横に、電話番号が書いてあった。久々のテレホンカードを手に取り、恐る恐る、その番号へかけてみると、やっぱり、あいつが出た。

「教頭、、、」

「やぁ、谷先生。やっぱり、来たくれたんですね。嬉しいですよ。そのランパンもお似合いですよ。」

と、あたりをキョロキョロするが人影は見えない。

「先生、そのランパンの下はスパッツですか、どれどれ、もっと良く見たいので、そのランパンは脱いで電話帳の上に置いてください。」

と言われると、ムラムラが抑えきれずに、今すぐにでも派手に扱いてイキまくりたい若造の谷は、好奇心が勝ってしまったのか、あたりの静けさに心を許し、教頭に言われるがまま、ランパンを脱いで電話機の下の電話帳の上に被せた。

何を期待してるのか、すでに勃起してその薄いナイロン生地を極限にまで張り上げようとする谷の若いチンポが透けて見える格好のスパッツ一枚に、ピチピチのタンクトップ姿になった自分の姿が、目の前の電話ボックスのガラスに映し出されていた。

「ほぉ、、、すごいですね。もぅ、こんなに大きくなって。谷先生、ここは一般の方もお使いになる、電話ボックスの中ですよ。」と、改めて説明されると赤面した。

「先生がこんなところで、こんな姿になっているのを、私はここからしっかり撮らせてもらいましたからね。いいですね。私の言う通りのことをしたら、このデータは消してあげます。もし、守れなかったら、先生、明日朝には先生のアパート、その隣のマンションやご家族の方のポストにも、お届けしますよ。」

そんな事だろうと勘づいてはいたが、また、いつもの悪巧みの教頭節に、いつまでも、萎える事のない股間が静かに言うことを聞いていた。

「このテレホンカードを使い切るまでに、そのボックスの中で思いっきり射精してください。透明ガラスの二つ折りのガラス扉の真ん中にテレクラのシールが貼ってあるの分かります?そのシール目掛けて、ぶっかけてください。この通話が終わるまでに。いいですね。何があっても切ったり、逃げたら、負けですよ。」

というと、タンクトップを首元までめくり上げると、逞しい胸筋と腹筋の下に、見事なまでに反り返った荒々しいチンポを握って扱き出した。

片手には受話器を握り、教頭からと言葉責めを浴びながら、もう片方の手で己のぶざま硬い男根を握りしめている。

すると、ガサガサと草木の揺れと共に、あたりで暮らすホームレスの親父が奥から現れた。ニタニタ笑いながら、ほれ続けろ!と手を払って爪楊枝を噛みながら電話ボックスの裏の草木に隠れ、あぐらをかいてこっちを見ていた。

すると、仲間を呼んだのか、もう1人、もう1人と、3人のホームレスの汚ねえ親父達の見せ物となって、まるで、ストリップショーでも見るかのように、小汚い親父らの目線の先に、我慢汁で濡れまくりながら、いやらしい音しか立てなくなった魔羅が、さらに角度と容積を増していた。

その時、電話機がピピッと鳴った。残りの通話が、3分を切った合図だ。

3分以内に、ぶっかけないと、、、バラされる。

思い切って、扱く手を早めようとした時、裏手で黙ってこちらを見上げていた浮浪者の男達が、ガラス扉を開けて、ゾンビのように入って来ようと手を次々に差し入れてきた。狙われたチンポと乳首は、瞬く間に、ゾンビ達の餌食となり、背中を電話機に押し当てられ、バンザイさせらせると、キツキツのタンクトップが頭を通る途中で受話器毎、顔を覆って目隠しのようにさせられ、持ってたロープで手首と頭と受話器をがんじがらめに一括りにされた。

片方の耳からは教頭の絶えず流れてくる隠語の言葉責め。もう片方の耳には、鼻を刺すくっさい匂いをさせながら、物凄い口臭の強さとともに、人格を否定してくるような卑猥な言葉が垂れ流されてくる。

「てめぇ、こんなとこでこんなことしてんじゃねーよ。お前。俺らの場所、汚す気か。おい。てめぇ、こんなビンビンにさせて、変態か、おら。」

多分教頭が用意したのだろう、どこから持ってきたのか、残りの2人にローションとオナホをチンポに被せられて、痛いくらい強引に扱き出してきた。

「兄ちゃん、気持ちええか、おい。大サービスやぞ、おい。」「溜まってたんちゃうか、これ見てみーこれ、大きな玉やで。どんだけ入ってんちゃんか、これ。おい!」

と、大声で罵られながら、気持ち良くもないくらいに豪快に手コキされる谷のチンポは、あまりの強烈な悪臭と言葉責め、金で買われただけで何の愛情もない荒ぶった親父の下手くそな扱き方ではあったが、なぜか、その、まっかく意に反して、まったく望まない、まったくの他人による、その不可思議な空間の真ん中に自分が立って、チンポまで勃っていると思うだけで、ありえない待遇に、もうそこまでチンポの根本ギリギリまで、精液が出かけていた。

やばい、、、

やばい、、、、、、

気持ち、、、、

良、、、、

あ、、、、、、、、!と、声を出すと、ささっと浮浪者の軍団が我先にとすっ飛んで消えて行った。

もう、あと1秒でイけた。

なのに、何故だ。

ガチャンと、ドアが閉まると、そこには今まで強引に覆っていたオナホはなく、ただ、ローションまみれの大蛇のようなコブラが悲鳴を上げ損ねて勃ちすくんでいる姿。

そうだ!!!、時間が無えんだ。と、思い出すと、受話器にこれからイク!と告げると、自分の手をチンポと乳首に持っていって我を忘れて一心不乱に腰を突き出した。

ちゃんと、言われた通り、ガラス扉の中央に貼られた巨乳の人妻がおっぱいを出して舌舐めズリしているその卑猥なシールめがけて、少しつま先立ちして、腰を上げ、己のチンポの位置と角度を合わせて、的をロックオンすると、そこには、にたにたと悪そうに笑いながら、クチを開けて待っている教頭と姿。さらには、両脇の横のガラスには、さっきまで盛んに俺を責め立てていた臭い親父達が、またガラスに張り付いてこちらのチンポを嘲笑うように見下した顔でチンポをガン見している。

、、、え!??あ!!!、

あ??!、、、

あ!!!

と、状況の見込めぬままに、扱く手を止められない俺は、突然ガタッと音を立てて開けられた扉に向かって、勢い良く射精したもんだから、すべて綺麗に教頭の口元へぶっかけてしまった。

舌舐めずりしながら教頭は、顔にかかった全ての液体を手で拭い取りながら、口元へ移動させた。余韻に浸りながらも、おーー!すげーーーな、おい、兄ちゃん!!と、オーディエンスの汚ねえ声に踊らされながらも、まだドクンドクンと続く、残り汁の噴射に、カカトをしっかりと付けて対応した。全ての液体が、俺の中の、俺のチンポの中に眠っていた、すべてのいやらしい液体を、一滴も残したくなかった。これでもか、これでもか、踏ん張り、力を入れて、擦り上げながら、残り一滴が、なんとか、時間をかけて出てくるまで、容赦なく搾り上げた。

変態な親父とジジイ、4人に囲まれながら。

ほぼ、全裸の俺が。チンポだけが発育して、そこだけが、明らかに別人のような狂った生殖器を、同性の名前も知らない浮浪者に。チンポ、チンポと笑われながらも、目線は俺のチンポを見ていた。